歩きながら考える by 小春日

日課としているウォーキングの記録、ウォーキングの最中にオーディオブックやPodcastを聴きながら考えたことなどを書き留めてまいります。

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合唱の出番で岡山に遠征したので、倉敷にも足を伸ばしてきました。

倉敷。高校の修学旅行で訪れて以来、29年ぶりの再訪です。

 

向かった先は、美観地区にある大原美術館

「そうそう、これ観たよねぇ」

と前回の記憶を掘り起こしたり、

「えっ!この絵の魅せ方が変わってる!(具体的には、エル・グレコの『受胎告知』)」

「いつの間にこんな通路ができたん?」

「こんな展示室あったっけ?」

「最近の作品も展示してるんだ!」

などと、驚きを感じたりしながら鑑賞していました。

 

実は、私が美術、とりわけ絵画に興味を持ったきっかけとなったのが、この大原美術館の展示物だったのです。

29年ぶりに訪れてみて、個人のコレクションとしては時代や会派など、まんべんなく揃えられているほか、今活躍している方々の作品もきちんと採り上げていることに強く感心しました。

決して近くにある美術館ではありませんが、機会を見て繰り返し足を運ぼう。そんな思いになった倉敷探訪でした。

 

 

これが「前髪しかない」の原点か?

「チャンスの女神には前髪しかない」

ビジネス書や自己啓発書を読んでて、この一言が書かれているのを何度か見かけました。

中には、前髪しかない女神をそのままイラスト化しているビミョーなものもありましたが、チャンスが来たらためらわずにつかめ、と言いたいための引用だったと思います。

複数の方が書かれていることだから、これは大事なことだとは感じていましたが、たまたま読んでいた「PHP」の臨時増刊で、「もしかして、チャンスの前髪の原点はこれか?」と思う言葉に出会いました。

 

「幸福」が来たら

躊(ため)らわず前髪をつかめ

うしろは禿げているからね

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』(岩波文庫 杉浦明平訳)

(「PHP」2016年10月増刊号 「心を揺さぶる88の名言」より引用)

 

やはり、大事なことは、古くから語り継がれているんだな、と思い知らされる言葉との出会いでした。

 

歩きながら気になっていた場所

地元 周南市で、飲食のためにどこかの店に入ることが少ない私。

そう話すと、よそに住んでいる友人からは「もったいない、いい店たくさんあるのに」という声が聴かれます。

実際にそういわれないとしても、友人のSNSの投稿を観ると、広島から周南に出かけてきて、「え、こんな店知らなかった!」と驚く場所をいろいろ紹介してくれます。

 

そうして気になっていた店のひとつに、先日お邪魔してきました。

一番町にあるカフェ「ウィーン」です。

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立派な構えのお店。ドレスコードがあるわけではありませんが、ウォーキング時に着用しているスポーツウェアでは入店するのをはばかれます・・・。

 

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店内に入ると、立派なピアノが迎えてくれます。

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友人の投稿で気になっていたブレックファストメニューをオーダー。これだけ並んで900円は、お得な気がします。

「ウィーン」と名前を付けるだけあって、コーヒーのメニューには、アインシュペナーも並んでいます。ケーキ類もおいしそうですし、午後のお茶のひとときを楽しむにも良い店だと思います。

あえて難を言えば、ブレックファストメニューを用意しておきながら開店時刻が9:00と遅いこと。家族を送り出して一息ついた有閑マダムが集う店、として位置付けたいのかな、と勝手に想像してしまいました。

「周南に来たなら、ここに行くべし」と紹介する店が、また増えました。

私は・・・、家族が出かけて一人で過ごす朝に、また行こうかな。

 

 

いつもと違う・・・

お盆休みで帰省や旅行に出かけておられる方が多いことと思います。

私も、今年から始まった「山の日」から6日間のお休みに入り、毎年恒例で、帰省しています。

私の故郷は、埼玉県熊谷市の近く。そう。毎年、予報の時点では予想最高気温の高い場所としてニュースによく出てくる場所です。実際の気温は、予報は出されない、近くの群馬県館林市などにトップの座を譲ることが最近増えていますが。

そんな状況なので、毎年夏の帰省は、暑さを避けるのではなく、むしろ暑い中に敢えて入っていくことになるのです。

 

しかし・・・、今年は2つの要因により、状況が異なりました。

 

【要因1】帰省した8月12日が、ちょうどしのぎやすい陽気だったこと

さすがに陽射しはきついのですが、吹く風が心地よい涼しさのため、例年よりしのぎやすく感じます。

 

【要因2】山口県が猛暑だったこと

山口県に移って8度目の夏を送っていますが、35度を超える猛暑日を経験したのは、今年が初めてです(私が覚えてないだけか)。

 

両親と顔を合せる貴重な機会。ここ数年は、両親の老いの現実を実感しています。「あと何年、みんなでこうして会えるだろう」という思いもよぎります。1回1回の実家で過ごす時間を、大切にしなければ。

 

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侮るなかれ ラジオ体操

8月に入りました。

学校は夏休みに入り、自宅周辺の公園では、朝6:30に子供たちが集まり、ラジオ体操をやる姿が見られるようになりました。

この光景は、8月末まで続きます。

子供たちも大変だと思いますが、そこへラジカセを持参したり、子供たちのカードにハンコを押すために集まる親御さんも大変なことと思います。ご苦労様です。

さて、このラジオ体操、私も出勤日には毎日やっています。始業前の準備運動で、音楽に合わせてラジオ体操第一をやっているのです。

ここ最近は、職場で「腰痛予防のために準備体操をしよう」という声掛けの下、朝7:50からのラジオ体操に加わる従業員の数が増えています。

子供のころはまったく意識していませんでしたが、ラジオ体操をしっかりやっていると、体がしっかりと温まることを、この歳(40代)で実感しています。夏場のこの時期は、体操終わるころに、じわっと汗が出てきます。

特に効果を実感するのは、肩周り。「第一」の、深呼吸を含む最初の4つの動作をしっかりやることで、肩甲骨周辺が動くのが、ゴリッという音とともに実感できるのです。これだけでも肩が楽になり、自称「筋金入りの肩こり」だった状況もだいぶ改善されていると感じます。

ラジオ体操の効果については、何年か前に本も出版されていますが、その本を待たずとも、これが「保健体操」として日本国内に普及されていったことは、確か中学校の保健体育の授業でも習っていること。更なる効果を実感できるよう、これからも仕事前のウォーミングアップとして、しっかり継続していきます。

他人は自分の鏡

人に言われて腹が立つことは、振り返ると自分も誰かに対して言っている。

人の振る舞いを見て不快に感じることを、実は自分でもやっていることに気づく。

そんなことが多いと感じています。

歩きながらスマートフォンを触るのも、それ。

先週末に日本でもダウンロードが始まったアプリ「ポケモンGo」で、モンスターを探しながら歩いているうちに事故に遭ったり引き起こしたりする事例をメディアで観る機会が増えましたが、実は私も、「ポケモンGo」はやっていませんが、ウォーキング中に歩いた距離や時間をチェックしたり、聴くPodcastやオーディオブックを切り替えるために、歩きながらスマートフォンを操作してしまってるなぁ、と改めて気づかされました。

やはり他人は自分の鏡なんですね・・・。

言動も、行動も、省みて改善します。

ちょっと気がかり

高台にある我が家の近所の公園。

1週間ほど前から、こんな注意書きが入口に出されています。

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園内は、こんな感じで、ところどころに水たまりができています。

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現地の海抜は、100mを少し切ったあたり。

ここから、高さにして数十m下がったところに、雨で流れてきた水をためこむ場所があるのですが、そこにたどり着く手前でも水がたまってしまうとは・・・!

当地に移り住んで、まもなく6年が経過しますが、こんな事態を目にするのは初めてです。

警報が出るほどの大雨が続いたのは事実ですが、このあたりの地盤は大丈夫かな?と心配になります。

まずは、自治体が出しているハザードマップに、しっかり目を通します。