歩きながら考える by 小春日

日課としているウォーキングの記録、ウォーキングの最中にオーディオブックやPodcastを聴きながら考えたことなどを書き留めてまいります。

こんな調査があったのか

公的部門と民間との関係における腐敗度が、数値化してランキングされている、ということを、これまで知りませんでした。

トランスペアレンシー・インターナショナルという、汚職・腐敗防止活動を展開している国際NGOが実施しているそうです。

このたび、2015年の評価が発表されたとのことで、同NGOの日本での提携期間でも概要が発表されました。(日本語版の概要はこちら英語版のレポートはこちら

どのような項目で評価されているのかまでは確認していませんが、日本は100点満点で75点。168か国中18位に位置しているそうです。

ちなみに、前年は同じ75点で15位。相対的にはやや後退したとのこと。

実は、私がこの話を知ったのは、日本のニュースではなく、韓国のニュースでした。

先日たまたま見つけた、韓国KBSが日本語でも配信しているニュースPodcastで、今日(1月28日)、このことを触れていました。

もちろん、採り上げているのは日本ではなく韓国の結果。56点(前年は55点)と低水準にあることに言及する形で報じていました。順位は前年45位から37位に上がったんですけどね。

 

この話、日本ではあまり採り上げられていませんね。Googleで検索したら、東洋経済ONLINEで、2014年の評価に基づいて書かれた記事が昨秋掲載されていたようです(こちら)。腐敗に関する話題を採り上げるのは、タブーなんでしょうかね。

 

KBSPodcastを聴いていたのは、今日の仕事帰りの車中。時を同じくして、国内ではカネの問題で閣僚が辞意を表明するニュースが飛び込んできました。1年後に発表される今年のランキングでは、順位を落とすんでしょうかねぇ。