目指すは「意識しなくてもできる」こと
きょうの日本経済新聞「春秋」は、ラマダンの期間に入っていることを受け、東京都内にあるムスクに関する話を取り上げていました。
コラムの終盤は、「IS」に関する話につなげていましたが、私が注目したのは、前段のムスクでの話。1日5回のお祈りは大変では?と思う記者に、ムスクに集まる人はこう言ったそうです。
「体のために1日3回の食事をします。心のための1日5回の礼拝も同じ」
この方をはじめ、多くの信者の方は、食事するのと同様に、意識しなくてもできる行為として、礼拝することが位置づけられているのでしょう。
(食事が1日3回、という習慣は、特に日本では歴史的には最近のことのようですし、最近では1日1食を実践する人もいるようですが、その話題はここでは置いておきます。)
物事ができるようになるステップとして、
「知らないからできない」→「知ってるけどできない」→「意識すればできる」→「意識しなくてもできる」
の四段階がある、と、オーディオブックで耳にしたのを思い出しました。
ウォーキングも含め、今よりレベルアップした自分になるための取組を、意識しなくてもできるようになる(言い換えればルーチン化できる、ということでしょうか)には、もう少し努力が必要ですが、めげずに継続していきます。