歩きながら考える by 小春日

日課としているウォーキングの記録、ウォーキングの最中にオーディオブックやPodcastを聴きながら考えたことなどを書き留めてまいります。

目指すは「意識しなくてもできる」こと

きょうの日本経済新聞「春秋」は、ラマダンの期間に入っていることを受け、東京都内にあるムスクに関する話を取り上げていました。

コラムの終盤は、「IS」に関する話につなげていましたが、私が注目したのは、前段のムスクでの話。1日5回のお祈りは大変では?と思う記者に、ムスクに集まる人はこう言ったそうです。

「体のために1日3回の食事をします。心のための1日5回の礼拝も同じ」

この方をはじめ、多くの信者の方は、食事するのと同様に、意識しなくてもできる行為として、礼拝することが位置づけられているのでしょう。

(食事が1日3回、という習慣は、特に日本では歴史的には最近のことのようですし、最近では1日1食を実践する人もいるようですが、その話題はここでは置いておきます。)

 

物事ができるようになるステップとして、

「知らないからできない」→「知ってるけどできない」→「意識すればできる」→「意識しなくてもできる」

の四段階がある、と、オーディオブックで耳にしたのを思い出しました。

ウォーキングも含め、今よりレベルアップした自分になるための取組を、意識しなくてもできるようになる(言い換えればルーチン化できる、ということでしょうか)には、もう少し努力が必要ですが、めげずに継続していきます。