歩きながら考える by 小春日

日課としているウォーキングの記録、ウォーキングの最中にオーディオブックやPodcastを聴きながら考えたことなどを書き留めてまいります。

すべては思い込み?

秋の足音も聞こえてくる8月終わりの夜。昼間の暑さもおさまり、涼しい風と共に秋の虫の鳴き声で家の外は満たされています。

 

・・・と思っていたら、「おや?」と思う音が飛び込んできました。

音の主は、ツクツクホウシでした。

 

夏の終わりの昼間に聞こえる声、と私の頭にはインプットされていたので「えっ、このタイミングで聞こえるの?」という驚きでいっぱいになりました。

 

こうした「場違い」と思える声、今の場所に住むようになって他にも聞いたことがあります。

 

それは、7月に啼くウグイス。

春の訪れを告げる声、というのが私の認識でした。

梅雨が明けて夏本番!というときに美しく響く声には驚きました。

 

今夜聞いたツクツクホウシも、7月に聞いたウグイスも、きっと、周りと違うタイミングだ、ということは気に留めず、自分の与えられた命を精一杯生きよう、としているだけなのかもしれません。そうだとしたら、その姿勢、私も見習わなければ、と思います。

 

・・・と書いてみましたが、そういう考えも、私の思い込みなんでしょうね。

自分が見聞きした事象から何を感じ取り、何を糧にするか。それに尽きるんでしょうね。我以外皆我師也。これからも触れるすべての物事を糧としていきましょう。