ラジオが最後のよりどころ
2018年を表す漢字は「災」では?と思わせるくらいに、自然災害が続いています。
今週だけでも、台風21号が猛威を振るったそのすぐ後に、北海道胆振地方を震源とする大きな地震が起こりました。ニュースで映像を見るたび、胸が痛みます。
まずは心よりお見舞い申し上げますと共に、ライフラインの少しでも早い復旧を祈ります。
北海道の地震については、地元のラジオ局が発生直後から断続的に情報を発信し続けていました。私が知ったのは、早朝にRadikoで聴いた東京・ニッポン放送のラジオ番組「上柳昌彦のあさぼらけ」。そこで、地震に関する情報と併せて、通常ならその番組を流している札幌のラジオ局が、独自に地震情報を流している、という、北海道のリスナーからの投稿があったのです。
ラジオ局を切り換えたところ、Radikoに登録されている北海道のAM2局とFM1局は、通常番組ではなく地震情報を流し続けていました。
この状況を見て思い出したのは、7年半前の東日本大震災。
所用で東京に居た私も震度5強の揺れにみまわれ、その後は携帯電話の電波もつながりませんでした。
たまたま持ち歩いていた、携帯用のラジオで、交通機関の状況を把握し、次の行動に移ることができました。
やはり、情報源として最後のよりどころになるのはラジオなのかな、と思った次第です。