虚円の士に近づくために
以前働いていた職場のボスから聞いた言葉で忘れられないもののひとつに、「虚円」があります。
中国の古典「菜根譚」の一節
『功を建て業を立つるは、多くは虚円の士なり』
―建功立業者、多虚円之士―
から採り上げたもので、素直で機転のきく人物を「虚円の士」といっています。
ボスから聞いた時は、自分の価値観や考え方にとらわれず、素直に、という点に焦点が置かれた話でした。
以来、ことあるごとにこの言葉を思い出して・・・、と言いたいところですが、残念ながら虚円であることを実践できていません。つい、話してくれる相手に対する先入観から、自分から勝手にフィルターをかけ(多くの場合、受け入れようとしない態度で)、話を聞いている私がいます。
このような態度を取るだけで、自分にも取り入れられる良い考えを得るチャンスを取り逃しているのかもしれません。
たとえ考え方を受け入れたくない相手や苦手な相手でも、「中には自分に取り入れられる話や考え方があるはずだ」という姿勢で臨む。忘れてた大事なことを思い出しました。
目指すは「意識しなくてもできる」こと
きょうの日本経済新聞「春秋」は、ラマダンの期間に入っていることを受け、東京都内にあるムスクに関する話を取り上げていました。
コラムの終盤は、「IS」に関する話につなげていましたが、私が注目したのは、前段のムスクでの話。1日5回のお祈りは大変では?と思う記者に、ムスクに集まる人はこう言ったそうです。
「体のために1日3回の食事をします。心のための1日5回の礼拝も同じ」
この方をはじめ、多くの信者の方は、食事するのと同様に、意識しなくてもできる行為として、礼拝することが位置づけられているのでしょう。
(食事が1日3回、という習慣は、特に日本では歴史的には最近のことのようですし、最近では1日1食を実践する人もいるようですが、その話題はここでは置いておきます。)
物事ができるようになるステップとして、
「知らないからできない」→「知ってるけどできない」→「意識すればできる」→「意識しなくてもできる」
の四段階がある、と、オーディオブックで耳にしたのを思い出しました。
ウォーキングも含め、今よりレベルアップした自分になるための取組を、意識しなくてもできるようになる(言い換えればルーチン化できる、ということでしょうか)には、もう少し努力が必要ですが、めげずに継続していきます。
あなたは何曜日生まれ?
土曜日に聴いた、FMヨコハマ FuturescapeのPodcastで、タイでは曜日ごとに色が決まっている、と紹介する投稿がありました。
それによると、各曜日の色は以下の通りなのだとか。
日曜日-赤
月曜日-黄色
火曜日-桃色
水曜日-緑
木曜日-オレンジ
金曜日-青
土曜日-紫
ちなみに、外務省のサイトにもこのことが紹介されていました。色だけではなく、曜日ごとに仏像も決まっているのだそうです。
Podcastでは、この投稿から「自分は何曜日生まれ?」の話題に展開されました。
私は木曜日生まれ。両親が、私が生まれた日のすべての新聞を複数紙購入しており、それを子供の頃に見て覚えていました。
そんな記憶がなくても、過去のカレンダーを見られるサイトがあるので、興味のある方はチェックしてみてください。
生まれた曜日の色の持ち物に加える、という楽しみ方もできそうですね。私はオレンジか・・・。セーターが一枚あります。
そうそう。Excelの関数でも、曜日を言い当てる関数(weekdayだったかな?)がありますが、私の生年月日でやってみたところ、なぜか火曜日との答えが出ました。バグか?
相棒を替え、歩きも軽快。
ウォーキングで履く靴を買い換えました。
これまで履いていたのは、New BalanceのMW880G。
同社のウォーキングシューズで一番売れている(と店頭でPRされていた)880シリーズの、ゴアテックス加工されていたものです。
昨年7月に購入し、千数百Km歩いてきましたが、だいぶ底がすり減りました。
同じシリーズの買い換えでもよかったのですが、今回はランニングシューズを選びました。
同じNew Balanceの、M1040です。
実はMW880の前に履いていたのは、このシリーズの旧モデルでした。
ウルトラマラソンなど、長距離を走る人のために、安定感を重視したシューズです。
私は走らず歩いていますが、これに履き替えて1週間、軽快に歩くことができています(まぁ、歩くスピードは上がっていませんけど。。。^^;)
足幅が広く、靴の選択肢が少ない中、このシリーズは貴重な存在。モデルのマイナーチェンジはいくらでもしていいので、販売をずっと続けていてほしいです。
今年の雨はいかに
6月に入りました。
昨年は、入って早々に梅雨入りした山口県ですが、今年はこの季節の割には湿気が少なく、さわやかに感じる日々が続いています。
自宅周辺を歩いていると、方々で紫陽花の花を見かけるようになりました。
いよいよ梅雨入りも近いでしょうか。
それにしても、ここ何年かは、豪雨およびそれによる被害を気にしながら梅雨の時期を過ごすことが続いています。週末にクルマで広島まで通う道も、途中、土砂災害により片側交互通行になった場所があります。
時々録画して観ているNHK-BS1のワールドニュースでは、アメリカやフランスのニュースで、浸水などの災害を告げています。農作物のために一定量の雨は欲しいですが、災害を伴う豪雨は起こりませんように、と祈るばかりです。
初めての一眼
大型連休もあっという間に終わりに差し掛かっています。
私はいつも通り、埼玉と大阪への帰省でこの7日過ごしました。
ただ、持ち物で一つ、いつもと違うものがありました。
連休に入る直前に、デジカメを新調したのです。
これまでずっと、いわゆるコンデジを使っていましたが、これまで持っていたものがいつの間にか行方不明になってしまいました。今から考えると、いくつかバッグを処分したときに、取り出すのを忘れたのかもしれません(それだけ小さいやつでした)。
今や、スマートフォンのカメラでコンデジ並みの写真が撮れるようになっています。
そこで、今回は、ミラーレス一眼のカメラを選びました。FujifilmのX-A2です。
数多く出ている機種から自分の相棒を選ぶのは難しいことでしたが、たまたま書店で見つけた批評誌での検討、カメラ屋での店員さんのアドバイスからこれに決めました。
ミラーレスの入門機の位置づけなので、できる機能は限られてくるようですが、一眼レフのカメラを自分で持つのは今回が初めて。色々撮りながら機能を理解していきたいと思います。
このカメラで撮った写真を、連休で訪れた場所の記録とともに随時アップしていきます。
災害情報にもセカンドオピニオンが必要かなぁ・・・。
「震度3 愛媛県南予」
4月14日 21時26分、熊本県を中心に被害を及ぼした地震が発生した際、地元、周南市がメールサービスで発信した2通のメールの内容です。
このサービスは、周南が震度3以上だった場合に詳報を伝える仕組みになっているようで、この地震に関するその後の情報はありませんでした。勤務先のある近隣の市のメールサービスで、震度1だったことを知りました(震源が記載されていたかは覚えていませんが)
当時、揺れを全く感じなかったのでさほど気に留めていませんでしたが、少し後に見たネットの情報で、熊本が大変なことになっていることを知りました。
冒頭の周南市のメールサービスについて、地元のコミュニティ紙「日刊新周南」は「誤報」と伝え、その後も「誤報」の発表が市からされないことを記事にしていました。
「震源や規模を伝える情報がなく、内容不十分」という点は理解できますが、それを「誤報」は言い過ぎじゃないかな、と思いながら記事を読みました。
ただ、今回の件で、住んでる市の緊急メールサービスだけではちょっと不安だな、と感じたのも事実です。災害情報も、セカンドオピニオンとして地元だけではなく、近隣の市の情報を取れるようにした方がいいのかなぁ。
ちなみに、16日1時25分の地震では震度が3だったため詳報が流れ、1時44分の地震では、「震度3 山口県中部」の一報のみでした。